気づけば、2021年も3分の2が終わろうとしていることが信じられません。
どこに行ってもマスクの着用が義務化され、外食も徐々に出来る状況とは言え、家と職場の往復だけで、正直、息苦しさを感じ続けています。
コロナの感染拡大に伴う、 健康管理に関する危機意識の高まりに伴い、ここ最近は生命保険に関するご相談が増えています。
ご相談者の多くが悩むポイントは、大きく分けて2つです。
1.大きな死亡保障を割安で加入できる「掛け捨て型の生命保険」 が良いのか?
2.支払っていく保険料が積み立てられていく「 終身型の生命保険」が良いのか? です。
この点における明確な回答は、「結局、加入者ご自身が判断する」 しかありません。
どちらが正解で、どちらが不正解という話ではありません。
もちろん、ご決断に向けたアドバイスはさせていただきますので、 下記の点を参考にご決断をなさってみて下さい。
・生命保険は、とにかく大きな保証額を安く購入出来れば十分だ! と思われる方
・・・ずばり「掛け捨て型 (Term Life Insurance)」 が適しています。
掛け捨て型の生命保険は、死亡保証金に対する保険料が安価に設定されています。
万人受けで、若い方から、中高年齢層まで、目的に応じて保証期間は10年~30年で選択出来ます。
・保険料に利息が適用される貯蓄性のある生命保険の方が魅力だ! と思われる方
・・・ずばり「Permanente Life Insurance (*Whole Life or Universal Life)」が適しています。
積み立て型の生命保険では、死亡保証金が保証される期間が、120歳程度まで継続するプランがほとんどです。
支払っていかれる保険料には、利息が適用されますので、将来、まとまった期間(※15年~30年以上)を経て、積立金を引き出すことが出来る為、大変人気があります。
・どちらかに決められないけれど、生命保険は必要! と思われる方
・・・ご予算の範囲内で、「掛け捨て型」+「 積立型」の両方に加入するコンビネーションがお勧めです。
掛け捨て型の保証期間は、長くても30年間ですので、住宅ローンを30年で組んだ際に購入される方がとても多い傾向です。
ただし、掛け捨て型1本で、生涯における生命保険の保証を保持することがは困難です。
あえて、積立型の生命保険にも加入することで、掛け捨て型の保証期間が満了後も、残された家族の為の生命保険の保証が継続する状況を作ることが出来ます。
『 不測の事態に陥ってからでは、希望する生命保険に加入することは困難 (※ほぼ不可能)』ということです。
保険は種類を問わず、 不足の実際に起こる前に加入する必要がある、いわば「 転ばぬ先の杖」です。
まだまだ自分は元気。 病気知らずで、生命保険なんか考えるのは早いと考える人は沢山おられます。
ご自分が無くなった場合を想定して生きている人と、そうで無い人を比較すると、おそらく想定しておられない人の方が圧倒的に多いでしょう。
自分の死後に、家族に迷惑をかけたくないと思っている人ほど、生命保険と向き合うべきです。
なるべく高い保証額の生命保険に加入すれば良いという話では無く、最悪の事態に備えて、 どの位の保証金があると安心出来るか? 自分なりの予算を組むことが大切です。
お金が全然無いのに家を買うことが出来ないのと同じで、 家を買おうと思ったら、 まず何年もかけて頭金を貯めて準備をしますよね?
保険に加入しようと思う際も、基本の心構えは同じです。
一度きりの人生、まずは自分に万が一のことが起きた際、どの位の保証額を残すことが出来ると、心から安心出来るか?
賢者ほど、想定外を想定することに労力を注ぎます。 じっくり考え、計画を練ることから始めてみましょう。
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