アメリカのみならず、世界中で猛威を振るうコロナウイルス。 ごく僅かな国を除き、不要不急の外出が規制されています。
同時に、多くの方がお亡くなりになってしまった件に対し、心からご冥福を申し上げます。
4月末の現在、まだまだ感染者数は減っていく兆候が見られません。
こういった感染病の場合、実際に自分や身内が感染するまでその恐ろしさを実感出来ない点が、本当に怖いと感じています。
コロナウイルスは、人を死に至らせる強力な感染病で、残念ながら、その完全な収束までには数年かかるだろうと思います。
弊社でも、多くの法人顧客が、コロナの影響で倒産、解雇を余儀なくされ、保険契約の解約依頼をお受けしております。
アメリカでは、巨額の支援策が発動されてはいますが、事業を継続させるよりも、閉じてしまう会社も少なくありません。
明らかに、今は多くの事業が発展する数よりも、衰退する数が多い傾向があります。
ですので、平穏な心を保つこと自体が難しくなっています。
※Localのラジオで聞いた話では、ストレスや不安が引き金で、多くの人々がスピード超過で運転をしているそうです。
※地域によれば、罰金は通常時の2倍に引き上げられています。 (*救急車や消防車などの交通を妨げる原因となる為)
自宅待機を余儀なくされるようになるほど、TVや、Youtubeを観る機会は増えるはずです。
日々、感染者数を報じるニュースを通じ、危機意識を固めることは大切ですが、萎縮し過ぎないように工夫する事はもっと大切です。
あと、このような状況下で不安を煽るような情報に踊らされないように気を付けて下さい。
世の中を取り巻く状況が不安定な時こそ、「自分の生活習慣・思考・将来に向けた希望などを整理」して下さい。
私の場合、毎日通っていたコーヒー店が閉鎖となり、毎朝、自分で作るようになりました。
事務所が入っているビルも、出入り制限がかかり、逆に在宅で仕事をするようになり、家族と過ごす時間が増えました。
人との接触に気を使うようになり、手洗い、うがいの重要性は、今回の件で世界中の人々に広まったはずです。
今まで当たり前だった習慣を失って、気づいた価値に驚かされます。
つまり、本来それほど重要で無かった事柄は無くなっても問題が無く、本当に大切な事は何か? が顕在化されたのだと思います。
人間の活動が飛躍、発展する為には、他の人間との関わり合いが欠かせません。
誰も、自分一人だけでは、輝かしい未来を手にする事など出来ないのです。
社会を形作っている源泉は、人間の活動です。
感染病は、時間がかかるでしょうが、「やがて必ず収束する」でしょう。
生きていれば、様々な問題と向き合う事は避けられません。
残念ながら、コロナという問題はすでに起こってしまっていますので、目を背ける事は出来ません。
一人一人が、他者への感染を抑制する為に出来る最善を尽くすことで、この問題は解決されていくはずです。
そして、この問題が解決した後、通常の生活を取り戻せた暁には、どういった幸せが待っているか? 想像してみました。
それは、「本当に大切な事は何だったか? に気づく人々が、(少なくとも) 今よりは増えている事実」だと思います。
皆々様、くれぐれも、ご自身や身近におられる大切な方々の安全と、健康管理にお気をつけ下さい。
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