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リタイアメントプラン貯蓄・節税

リタイアメントプラン 基本的な考え方

リタイアメントプランを考える場合、自身にぴったり当てはまるプランを選択するのは、至難の業です。

 

私がお勧めするリタイアメントプランは、老後に向けたプランを「今から未来」で考える視点と、「未来から今」で考える視点の

両方向で考える必要があると思っています。

 

まずは、想定するリタイアメントを 「何歳」 に設定するか?

 

例えば、「65歳」と設定した場合、65歳を軸に具体的なプランニングを考えることが可能となります。

 

「今から未来」で考える

 

今から未来の方向で考える場合、希望的観測も含め、出来ない何かや、手に入れたい何かを、追い求める方向で模索します。

 

この場合、老後に向けたお金の積立プランは、「0から100」といった具合に、「増やす事」を軸に考えます。

 

つまり、山登りをする際、スタート地点から山頂まで、どうやってたどり着けるか? を考える方法に例えられます。

 

 

「未来から今」で考える

 

未来から今の方向で考える場合、自身で打ち立てた「リタイアメント期」 (※例えば65歳) から逆算する考え方を用いてプランを模索します。

 

この場合、老後に向けたお金の積立プランは、「100から0」といった具合に「どのペースで増やすか?」 を軸に考えます。

 

つまり、山登りをする際、山頂からスタート地点を眺め、どうやったら達成出来るか? を考える方法に例えられます。

 

 

目標は「高い」方が良い

 

私自身、幼少期から大人になるまで、20年間もサッカーに情熱を費やした経験があります。

 

サッカーは、他のスポーツ同様、まずは基礎トレーニング、次にボールの蹴り方、そして、徐々に難しい練習を重ねていきます。

 

やみくもに練習を重ねていても、熟達度は練習量に比例して上がっていくでしょうが、多くの無駄を生みます

 

学生時代、「プロサッカー選手になる」と決意し、大学を中退した友人がいました。

 

彼はプロのチームに入り、世界で活躍するプロ選手の考え方などを学び、科学的に立証された体力トレーニングをこなし続けました。

 

当時、私はその話を聞いて、衝撃を受けました。

 

誰よりも汗をかいて、練習に励めばうまくなれるといった精神論は、言い替えれば、「非効率」で「無計画」な行動とも捉えることが出来たからです。

 

高い目標を掲げ、プロ選手を意識した練習とは、実に緻密な計算と、計画が敷かれた世界だった訳です。

 

 

ずばり「未来から今」

 

独身の方、ご夫婦、お子様がおられる家族など、家族構成は人それぞれです。

 

各々に合ったリタイアメントプランを見つけるには、暮らしている環境や、お仕事も含め、多岐に及ぶ選択から、「持続可能な計画」を練る必要があります。

 

「出来る訳の無い」計画や、「もしかしたら出来る」計画とは、もはやリタイアメントプランとは言えません

 

絶対に達成させるといった「強い信念」と、達成出来た際の「ワクワク感」が持てるプラン作りが必要です。

 

今から未来に向けて打ち立てる「希望」と、未来から今に向けて求められる「計画」が折り重なって、本来あるべきリタイアメントプランが生まれます。

 

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