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医療保険・メディケア

上手な医療保険選びのコツ

Young Adultに影響する新法案

今年3月23日に通過したHealth Reform (※国民皆保険)の日付より、6ヵ月後(※2010年9月23日)より正式に適用となる見通しの法案の一つに、Young Adultに向けた新しい健康保険の加入条件が決まりました。全米で医療保険に加入されていない30%近くもの割合を占める20代以上の世代層(※Young Adult)をサポートする目的として、26歳までは親の扶養のもとで家族向け医療保険に加入出来ることになりました。(今までは23歳まで家族プランに入れました。)一部の保険会社では、2010年6月1日から26歳以下のメンバーを対象に、家族プランに加入が認められるケースも確認されています。(※詳しくは保険エージェントを通じて、ご相談なさってみて下さい。)

 

新しい法律では、フルタイムの学生であろうとなかろうとも分け隔て無く26歳まで家族で加入する健康保険の下で、子供として加入することが出来ます。U.S. Department of Health & Human Services(※米国保健社会福祉省)のトップページに、Videoによる解説が公開されておりますので、是非そちらもご参照下さい。

 

安い? 高い? 以外の判断軸

各保険会社が販売する医療保険をお選びになる上で、多くの方は「安いプラン」で十分とお考えになる傾向が高いようです。もちろん、「安くてカバレージ内容も充実しているプラン」がベストでありますが、保険会社もリスク補填の見地から、そうは問屋が卸さない!状態で、安いプランには安いだけの理由がしっかり隠れています。しかし、高いプランはそれだけ他の安いプランよりも優れているのか? と言えば、答えはNoです…。

医療保険をお持ちになる上で、本来、「何故医療保険に加入しようとするのか?」といった基本的な観点に立ち戻ってお考え下さい。 仮に大きなお怪我や病気の際に、医療機関に請求される費用が、ご自身の貯蓄からでは手に負えない状態、保険会社に大きな医療費をまかなってもらう目的が一番の優先順位では無いでしょうか。例えるならば、10万ドルの医療請求がなされても、5,000ドルまで医療費を自己負担すれば、それ以上は全額負担してくれるような医療保険であれば、仮に10万ドルもの医療費を請求されたとしても、お体が回復、改善されるのであれば、とても安心であると思えます。

 

必要なカバレージのみを

もちろん、皆様が医療保険をお持ちになる際にも、それぞれご予算があると思われます。 各種医療保険のプランには、入院時や手術など、万が一の大きな医療費に備えたプランから、妊娠・出産時のカバーを含むもの、または歯科保険など、いくつかの種類に分かれた内容のプランが存在しますので、ご自身の性別や医療保険をお持ちになる目的から複数の医療保険のプランを比較する必要がございます。医療保険は、お住まいの地域や、年齢によって保険料が異なりますので、ご自身の目的に適った医療保険を最低でも3種類から5種類ほど抜粋して、必要と思われるカバレージにかかる保険料の相場をご確認下さい。

個人でプランをお探しの場合、***のカバレージは外せないが、###のカバレージは必要無いといった具合に、必要であるカバレージと、必要で無いカバレージの割り振りをきちんと行う必要がございます。代表的な例では、男性一人で医療保険に加入されている場合で、よく見ると「妊娠時のカバー」も含まれている医療保険をお持ちのケースです。明らかに不必要であるカバレージをお持ちである分、余計な保険料をお支払いになっているということになります。その他、お薬のカバレージも、よくプランの詳細を読み解きますと、ご自身には必要で無い種類のカバレージが含まれていたりもしますので、保険マンとよくご相談の上、無駄を省いた賢明な選択をお選びになって下さい。