2015年の幕開け。 年の始まりと言うタイミングで、今年一年が素晴らしい年となるよう、希望にあふれている人も多いはずです。
「Miracles happen to those who believe in them.」 (※奇跡は、それを信じる者に訪れる。)
私が好きな名言の一つで、アメリカのバーナード・ベレンソン氏が残した言葉です。
アメリカ経済は、堅調に伸び続けているといった類のニュースが飛び交っていますが、本当にそうなのでしょうか?
実際のところ、経済状況があまり思わしく無い時ほど、「良くなってきている」といった種類のニュースが飛び交うものです。
それは、業績の良い会社に対して、わざわざ「凄い」や「素晴らしい」と言わないのと同じ事です。
元気の無い会社に対して、事業を支援する立場の人達 (※主に、コンサルタントなど)は、「良くなっている」という表現を用いる訳です。
実感的に、リーマンショックの頃から比較すれば、個人消費は拡大傾向にあり、景気は良くなっていると思えます。
しかし、アメリカにおけるCPI (※消費者物価指数)は、数値で見る限り伸び悩んでいるといった状況です。 (*最近で言えば、5年ぶりにマイナスになっています。)
個人的に思う事は、「アメリカにおけるアッパーミドル層 (*中間層から富裕層に位置する人々)の将来に向けた景気上昇への期待値が低い表れ」が影響を与えていると思います。
経済を引き上げる大きな要因は、Tax Payer (*納税者)の中でも、アッパーミドル層が多くを占めるはずです。
アメリカの超が付くほどの富裕層は、あらゆる税優遇策がありますので、やはりアッパーミドル層がアメリカ経済を活性させるか、衰退させる大きなカギを握っていると思っています。
オバマケア (*医療改革)で恩恵を受けた人々は、アッパーミドルに届かない中間層以下の人達です。
つまり、オバマケアが実施された事で生まれた医療保険への加入意識を高める効果はあったにせよ、経済の活性化には逆効果であった と考えます。
おそらく、次の大統領選挙が行われる「2016年11月」までは、アメリカ経済活性のカギを握るアッパーミドル層は「慎重な姿勢を保ち続けるだろう・・・」と思っています。
現時点におけるコンサルテーションでは、個人・法人を問わず、支出 (※特に固定で必ず出て行く支出)に対しては、トコトン保守的に行うよう注意を呼びかけています。
ただ、超低金利と呼ばれる恩恵を活かす意味でも、「資産となる投資 ※住宅購入など」や、「ビジネス拡大に向けた投資」には、多少積極的に考えるべきだと思います。
明るい未来を願い、それを信じる人であればこそ、やはり具体的な行動を起こすべきだと思います。
待っているだけ・・・で、奇跡のような素晴らしい結果は、残念ながら起こりません。
コンサルタントである私自身、14年前に単身で渡米した移民です。 当時は何もありませんでしたが、少しずつコツコツとプランを走らせて来ました。
今では複数のプランニングで網の目のように将来設計を組み立てては、それらのプランと向き合っています。
決して楽ではありませんが、走らせたプランには、一切の後悔はありません。
あなたや、ご家族の皆様が信じる明るい未来、私達も一緒になって考えていきたいと願っております。
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