TVやラジオのコマーシャルなどで見かける会社の商品やロゴを見ると、 通常、とても信頼感を覚えて信用しがちであります。 よく知らないメーカーの掃除機を購入するよりも、有名ブランドの商品が選ばれがちである理由も、そうした宣伝広告による「すり込み」が成されるからです。
保険会社の運用力を強さを見分ける判断材料として、最も信頼されているところが、米国に5社ある会社の格付け団体であります。
『Standard & Poor’s』, 『Fitch Ratings』, 『A.M. Best』, 『Moody’s Investors Service』, そして『Weiss Ratings』が挙げられます。 会社の評価は様々な観点から評価されており、適正、かつ厳正な審査の元で格付けレートは判断されています。
高い評価を得ている保険会社は、通常、豊潤な資産を元に運用されているので、クライアントへの支払い(還元)能力の高さを図る上でも、大きな信頼材料となり得ます。 格付け判断に用いられる要因は、長年の間、運用される保険料の積み立て額などにも影響を及ぼします。
日本の保険会社の運用は、日本国内における「保険業法」に定められた範囲内での運用となりますので、米国の保険と比較してもその運用実績は大きく劣るのが実状です。(2007年1月4日現在)
街中で見られる看板広告の保険会社が、必ずしも強い格付けを持つ信頼度の高い運用力を持っているわけではございません。同じ保障の保険を購入するにしても、顧客にとって非常に魅力的な要素が成されている会社は続々と生まれています。
しかし、数年間、もしくは一生涯の保障を購入する場合もある生命保険に関しては、これら「格付け団体」が判断するその会社の運用能力の基準値を参考に、我々は保険会社や商品を選ぶ権利があるわけですから、より良い商品を提供するより良い格付け評価を得ている保険会社の商品を選ばれる事をお勧めしています。