皆様、あけましておめでとうございます。
2008年度も皆様のニーズにお応え出来るサービスの提供に努めるべく、努力して参ります。今年もどうぞよろしくお願いします。
お気づきの方も多いと思われますが、カリフォルニア在住者の5人に1人しか保険局が認可している医療・健康保険を持っていないそうです。
実際には旅行者や、在米届けを提出していない外国人も考慮すると、無保険者の数はそれ以上に及びます。
その理由は保険に関する意識が薄いというより、高騰し続ける保険料が原因では無いでしょうか。
無保険者が膨大な医療費をかかえ、破産するケースはここアメリカでは決して珍しくありません。
生活費の内訳は皆様それぞれ異なるのは確かですが、お勤めの会社などから医療・健康保険が提供されていない場合、医療・健康保険への加入は義務付けられていません。
従って、今まで加入していなかった方にとっては保険料の負担は「もったいない」という感覚を覚えてしまうのではないでしょうか?
しかし、万が一に備えてこのように考えてみて下さい。
例えば独身女性30歳の方で、一般的な医療・健康保険にかかる月額保険料が150ドルとすると、年間にかかる保険料総額は($150×12ヶ月)1,800ドルとなります。
この保険料をむこう5年間支払わない、すなわち無保険者で滞在し続ける場合、単純に年間1,800ドルかかるはずの保険料が、5年分(9,000ドル)節約出来る計算になりますね。
しかし、万が一、ご自身が気をつけていてもご病気にならない、もしくは他人が運転する車にぶつけられないという保障など、どなたにもありません。
仮にお車を運転中、他人の不注意運転に巻き込まれてしまったら。外食でたまたま食べたものがお体に合わず、数日経っても痛みが治まらなかったら。
実際に救急車に運ばれる場合、1,000ドルから1,500ドルの費用がかかります。またER(緊急病棟)に運び込まれる場合は、別途1,000ドル近くの費用が請求されます。
各種検査や手術などにいたる場合は、1万ドル以上もの医療費が請求されることは、決して珍しくありません。(※各病院やクリニックによって料金は異なります。)
上記の例で申し上げました、年間1,800ドルかかるはずの医療費が5年間節約出来た方のお話に戻ります。
数年間支払うことの無かった医療費は単純に計算するならば、その通り($1,800×5年間)9,000ドル節約することが出来るでしょう。
しかし万が一、大きな医療費の請求が来る場合の事例を考慮しますと、1回の請求で9,000ドル相額の請求は、決して極端に珍しいケースではありません。
予測出来ない「いざという時」に備えたプランを持つことは、保険料として支出になりますが、万が一にカバーされる費用を考慮すると、決して純粋な捨て銭にはならないはずです。
健康保険を投資のようにお考えいただくことで、「いざという時」に大きなセービングにつながるのが保険を持つ意味であると思います。
皆様のご予算やニーズに応じた適切なプラン探しのお手伝いは、お気軽にご相談下さい。