気が付けば、アメリカ生活も13年以上が経過しました。 色々な事があったなぁ・・・と、感慨深い気持ちになります。
同時に、ただもがくだけではたどり着けない現実の厳しさをかみ締め、「具体的な計画」がいかに大切か? を再認識する事が出来ました。
私のように、移民として海外で暮らすといった経験をした事がある人と、無い人では、圧倒的に経験した事がある人の方が少ないでしょう。
そのどちらが良い、悪いといった比較では無く、「これから新しい環境で生活をしようと決断した人にエールを送る意味」で、計画を立てるメリットを書いてみたいと思います。
新しい環境とは、必ずしも海外である必要はありません。
生まれ育った町から、誰も知り合いがいない町へ進学、就職をするといった人に対しても、同じ事が当てはまると思っています。
私自身は兵庫県の小さな町で生まれ、幼少期から高校を卒業するまで、田畑が広がる田舎町で育ちました。
通っていた小学校や中学校は、人口の少子化に歯止めがかからず、今では廃校となったほどです。
そういった環境でのびのびと育つことが出来たことは、両親にただただ感謝しています。
物心がつく頃には、もっと色々な機会に恵まれた環境を目指して、都会へ出たいという思いが人一倍強かったように思います。
基本的に、人は誰でも、求めるモノや状況の実現を目指して努力する生き物です。 逆を言うと、求めないモノや環境に対しては無関心な訳です。
ですので、自分にとって「一体何が魅力なのか?」を探す旅をすべきだと思っています。
私の場合、流行の最先端の洋服や音楽、様々な仕事が集まっている「都会」が自らの可能性が開花する舞台だと信じ、田舎から飛び出す事が一つの目標でありました。
日本でも、ドイツでも、アメリカであっても、よほどの資産家に生まれてこない限りは、何かしらの糧を得て生活をしていかなくてはなりません。
つまり、「仕事をして、生活を成り立たせる必要がある」訳です。
何となく仕事をして、好きなだけお金を使って・・・という暮らしは、「不安定な老後」が確実にやってくる破滅的なものに他なりません。
誰も「老い」に逆らうことは出来ません。
元気に仕事が出来る内に財産を形成し、働けなくなる頃に備える事は、誰でも考えなければいけない使命でもあります。
当たり前の事ですが、元気な時ほど、自分が衰えた時の事など、簡単に想像出来ないものです。
プランナーとして、様々な境遇の方のお話を聞いている中で気がついたことがあります。
それは、「人の死」や「お金で苦労」をされた経験をお持ちの方ほど、将来に対して物凄く真剣に考えているといった点です。
かつて、大病を体験をされた人ほど、手厚いカバレージがある医療保険に加入されている傾向が高いのも同じことです。
“Dream it. Plan it. Do it.“
夢を実現させる為のプロセス (※過程)には、大きく分けて2通りあると思っています。
1.「自らが何を希望しているか? 目標を沢山書き出して具体的な目標を設定する。」 (※追いかけるパターン)
2.「かつて自分が何で苦労したか? 同じ苦労や失敗を繰り返したく無いと思っているか。」 (※逆算して考えるパターン)
上記の追いかけるパターンでも、逆算して考えるパターンでも、どちらも結局は自らが望む未来に向けた計画となるので、やはりすぐに考えるべきだと思います。
自らの夢計画を走らせる上で大変参考になるのは、歴史やBased on True Story (*事実に基づいた話)を、書籍や映画などで沢山触れることです。
巷を騒がせている錦織選手(*プロテニスプレーヤー)や、タイガー・ウッズ(*プロゴルフプレーヤー)、ビジネスでは、マーク・ザッカーバーグ(*フェイスブック創業者)や、
イーロン・マスク(*テスラモーターズ創業者)など、Roll Modelとなる人物に多くの人々が影響を受けるように、自分が望む姿に近い人を意識する事はとても大切です。
多くのRoll Modelとなる人々も、その活躍を支える為に多くの努力 (*犠牲も含む)を払っています。
スポーツにしても、研究にしても、それは労働と同じことなので、彼等は大変働き者であった事が言えると思います。
「なりたい自分」を具体的に思い描いたら、それに近づく為の「具体的な計画」を立てる必要があります。
憧れる存在や、羨ましい状況は他人事・・・と割り切るのでは無く、「どうやったらたどり着けるか?」を考えることが、とても大切です。
どんな仕事も、満足のおける領域にたどり着けるまでは大変な苦労が伴います。
「苦労して得られた大切なお金を、どう育てていくか? 」
この事をしっかり考え、実践する事こそ、いつの日か訪れる「自己達成」に繋がる大きな鍵となります。
すぐに実る仕事も魅力ですが、苦労を重ねながら積み上げていく仕事には「かけがえの無い喜び」が伴います。
生活の基盤を支える資産形成は、短期より、長期で計画を練る方が良いと考えています。
今、手元に無いものを憂うよりも、「ジワジワと夢の実現に向けて近づいている実感が持てる計画」を持つことで、暮らしに潤いが生まれます。
「何か始めたいけれども、どんなプランが自分に合っているのか相談したい・・・。」
そんな方は、是非、ご相談下さい。
その前に、上記に挙げた「自分の目標とする未来」をしっかり思い描いて下さい。
我々は、具体的なファイナンシャルのプランを用いて、夢の実現に近づけるよう最善を尽くしてサポートを致します。
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