目的を持ったプランニングを
景気が落ち込む際に共通する社会現象の一つに、消費の冷え込み、すなわち外食や、買い物による出費を抑えようという動きが目立ちます。規模の大小を問わず、あちこちで企業の解雇に関するニュースや、大手メーカー、金融機関に対する政府の公的資金注入などを耳にすると、社会全体でお金をなるべくつかわないように気をつけようという風潮が定着します。
今現在の経済状況が悪化しようとも、10年後や20年後の未来は確実にやってきます。然るべき10年後、20年後や老後に向けて何かしらのプランニングを持つことと、持たないことでは、大きな差が生まれてくるでしょう。
では何故、将来における心配や不安は生まれてくるのでしょうか?
・具体的なSolution(解決方法)が分からない・・・。
・数年後、老後に何が必要になるのか、それすらも分からない・・・。
・安定した収入を守っていけるだろうか・・・?
・怪我、病気、事故や予期せぬ支出など「万が一」に備えられるだろうか?
このような不安や心配の種は、大方皆さんが心の奥底に少し位は持っていて当然ですね。少しでもその心配の種を減らしていく為には、沢山の解決方法があるはずです。
・見聞や知識の幅を広げる (読書・セミナー・多種多様な人々と関わる)
・習い事や資格の取得に挑戦 (自己啓発・モチベーションを上げる)
・心と身体の健康管理に努める (前向きな気持ちがあってこそ)
そして、お金に関する問題には、ファイナンシャル・プランニングについては
・理解しようと具体的なプランについて学ぶことが大切。
そのプランを走らせよう
目的や目標を設定し、その為にどんなプランが存在するかを知ることの大切さを理解したら、次に大切なことは、そのプランを実際に始めてみることです。
私自身もよく利用させてもらうHow to本(例えば、DUMMIES)は面白いですが、実際に理解しても、理解した内容を実行に移さなければ何も始まらないのが現実です。
「プラン」とは、ご存知の通り、直訳すると「計画」です。良い「プラン」をお持ちになる為には、具体的な「目的」や「目標」がある方がずっと良いプランになります。
皆々様の目的や目標が異なる為に、それぞれのニーズに適ったプランを専門家の方と辛抱強く探す努力を始めてみて下さい。心躍るような目標も、プランが走り出すことで、現実へと近づいていくはずですから。