皆さんにとって「ひと昔前」とは、どの位前のことが思い浮かびますか? 私にとっての「ひと昔」とは、大体10年くらいのイメージです。
0歳の赤ん坊は10歳に、そして50歳だった方は60歳になる訳です。
10年と聞けば、長い期間のようで、実はあっという間です。 確実に言えることは、人は10年で大きな変化を感じるという事です。
仕事柄、10年間の間に、ご病気になってしまう方も沢山見て参りました。
逆に、ご病気を抱えておられた方が、10年間で元気に回復された方も沢山おられました。
10年という期間で、現状が劇的に「良くなる」事も可能ですし、「悪くなる」事も可能なのです。
誰でも未来が「良くなる」事を望んで過ごしているはずですが、その為の「具体的な策」はお持ちでしょうか?
「医療保険に関しての備え」
2014年以降より施行された医療改革 (※通称:オバマケア)により、現在、アメリカで確定申告(※Tax Return)を行う対象者 (※労働ビザ、永住権、市民権)は、原則的に医療保険に加入しなくていけません。 未加入の場合、年度ごとに定められたペナルティー(※2015年度は年収の2%)が課せられてしまいます。
以前は、「私は元気で病院に行かない」であったり、「海外旅行者保険を持っているので現地の保険はいらない」という方も、罰金が飛んで来るような事はありませんでした。
しかし、お怪我をされたり、病気になってからアタフタされる方が多かった経緯もあり、現在は医療保険(※現地で購入出来る正規の医療保険)の加入は、原則的に義務付けられています。
・お勤め先(※会社やお店)で提供されている医療保険 (※Group Health Insurance)をお持ちの場合は、自己負担が発生する場合があっても必ず加入するようになさって下さい。
・お勤め先が医療保険を提供されていない場合や、自営業の方の場合は、個人・家族向け医療保険 (※Individual & Family Health Insurance)に加入する事が可能です。
この個人・家族向け医療保険は、加入申請や、すでに加入されているプランの変更が、毎年定められた期間のみ対応をしてもらえるルールです。
申請や変更が出来るタイミング (※OPEN ENROLLMENT PERIOD)は「11月15日 ~ 2月15日」の計4か月間となります。
この期間以外は、特例 (※QUALIFYING LIFE EVENT)のルールに適用する場合のみ、加入申請が認められます。 (*詳しくは過去記事「こちら」をクリック)
「生命保険を利用した備え」
アメリカの生命保険を持つ一番のメリットを大きく2つ挙げるならば、1.「支払っていく保険料」以上の保障が得られる点と、2.「積立金」に得られる利息は引き出さない限り非課税である点だと思います。
もう少し踏み込んで2つ追加するならば、1.「アメリカは日本と異なり少子化では無い」点から、将来的にも加入者が増え続けていく可能性が高く、他国と比較しても生命保険会社が発展していく為の土壌が整っている点と、2.加えて、アメリカの積立型生命保険では、得られる利息が非常に高い点が挙げられます。
念の為に、デメリットも挙げておきたいと思います。 それは、魅力的なプランほど、1.「加入時に健康診断を受ける必要がある」点が義務付けられている為、健康上に問題がある方は加入出来ない点と、2.年齢と共に保険料が引き上がる点、最後に、3.加入時の年齢が高齢である場合は、希望される死亡保障額が購入出来なくなる点が挙げられます。
今現在、何もプランを走らせていない方は、まずは何かを始める為のリサーチを始めて下さい。
NO ACTION, NO RESULTS (※何もしなければ、何も生まれない) です。
走らせるプランが「10年後にはきっと役立つ」と想定できる場合、向こう10年間継続していくことで、少なくとも「何もしない」よりは大きな安心が得られるはずです。
10年間もの間、何かプランを走らせることが出来た人は、「更に10年」といった具合に、おのずと「収穫に向けて備える習慣」が身についていきます。
※この習慣こそが、精神的にも、物質的にも、豊かになる為に必要不可欠だと思っています。
「継続は力なり・・・」 私が最も敬愛する言葉の一つです。
この言葉には、本当に「計り知れない力」が宿っていると思っています。
まずは、向こう10年間、一緒に走らせていけるプランを探すお手伝いをさせて下さい。
Copyright 2015 © Ishiwada_Insurance_Agency, Inc. All rights reserved.