先週、来年から始まる政府系の医療保険の大きなセミナーに参加してきました。
驚くことに、カリフォルニア州だけで、推定5.3ミリオン人もの人が医療保険に加入していない現状があるそうです。
Covered Californiaと呼ばれる医療保険が実施される事によって、2014年以降、多くの無保険者を救う事が出来ると想定されています。
弊社では、ちょうど本日、Covered Californiaのプランを取り扱う免許を取得手続きを行いました。
まだプランの販売が出来ませんが、同件に関しては、随時、情報を更新して参ります。
今回のトピックは、『リスクと、リターン』に関する考察です。
NO PAIN NO GAIN (痛みなければ、成長なし)の意にも似た用語で、投資の世界でよく用いられる言葉に、 NO RISK NO RETURNがあります。
要するに、「投資なくして、得るものなし」という意味です。
どなた様も、10年後、20年後、そして、いつか来る老後に向けて、今よりは豊かになっていたい・・・と願う気持ちがあるはずです。
具体的に、どの程度、豊かになりたいのか? をしっかり考えた人ほど、明るい未来が約束されるシビアな世界でもあります。
例えば、今現在、25歳の方が、10年後、20年後、そして老後について考える場合・・・。
多くの方は、25歳から10年後、20年後・・・といった風に考えるのでは無いでしょうか?
「具体的に豊かな将来設計」を考える場合、今から未来といった時系列で考えるのは、ナンセンスです。
この場合、65歳でリタイアをすると仮定して、65歳から55歳までに、55歳から45歳までに、そして、45歳から35歳までに何をすべきか?
といった具合に、逆算して考えるのです。
”LOW RIST = LOW RETURN” “HIGH RISK = HIGH POTENTIAL RETURN“
厄介な事実に、リスクが増える投資ほど、大きなリターンを得る事が出来る可能性も増します。
25セントで遊べるスロットマシーンと、100ドルで遊べるスロットマシーンで得られるリターンが異なるように、投資する資本によって、得られるリターンの額も変わってきます。
一般的に誰でもすぐに始められる投資から、将来的にコツコツと計画的に始められる金融商品を利用した投資を大きく分けてご紹介します。
1.元本保証型商品 (※各種年金・各種生命保険など)
2.債権 (※BOND)
3.株式 (※Stock)
上記にあげた事例は、1から3になるほど、リスクが高いですが、リターンが得られる場合、大きなリターンを得られる可能性もあります。
アメリカで暮らしていく場合、上記とは別に大きなウェイト(※割合)を占める投資に、不動産もあげるべきでしょう。
大切な点は、目標設定を、「今から未来」という順序で立てるのでは無く、「未来から今に向けて」何をすべきか? といった順序の考え方です。
とりあえず走りながら、後で問題にぶつかってから考える・・・のでは、いつまで経っても余計な問題と縁が切れぬまま、苦労を重ねてしまいます。
まさに、「砂漠で目隠しをして、しばらく真っすぐに向かって走ったら、元の場所に戻っていた・・・」 そんな状態になり兼ねません。
計画を練る際、『将来、どうなりたいのか』を先に考えるのです。
そこから、仮設を立て、想定し、実際に今から未来に向けて実行を重ねるのです。
歩みを進めた後、多くの人生経験を通じて、多くを学び、多くの影響を受け、多くの貢献を通じて、少しずつ豊かになっていくのだと思います。
私がもっと若かった頃、メンターである師から良く言われた 「Stepping stone」(※飛び石) という言葉を思い出します。
物事には順序があり、前進する為に、一つずつ、丁寧に歩みを進める大切さを教えられました。
投資にリスクはつきものですが、求める未来に豊かさを求める場合、避けては通れない道でもあります。
皆様にとって、最初に始める投資となり得る各種プランニングを、しっかりヒアリングさせていただき、献身的にサポートをして参りたいと思っております。
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