昔から、「継続は力なり」とよく言われますが、貯蓄や節税に関するプランにも共通する点が多いと感じてしまいます。
貯蓄や投資の基本は、“何のため?“にやるのかといった「目的」を定める事から始まりますが、一度始めたプランの「継続」がとても重要な要素を占めます。
最初に設定した「目的」を達成する為にプランを始める訳ですので、1.目的を設定する事がスタート地点で、2.その目的に到達する事がゴール地点だと仮定します。
ついつい、スターチ地点と、ゴール地点ばかりに意識がいってしまいがちですが、どんなプランもゴール地点にたどり着くまでの『過程』が存在します。
良い過程とは、人生におけるバイオリズム (※良い時や悪い時の波)と向き合いながら、忍耐強く継続し続けることです。
★安定した資産を築くことに成功されている方々に共通する点は、「継続する力に優れている点」です。
そこにたどり着くことが出来た方々は、「生真面目さ」があり、「強い信念」や、「人や社会に対する感謝する気持ち」が心に宿っています。
「豊かな心を育みたいと願う気持ち」や、出来るだけ「経済的にも豊かな状況に身を置きたい」と考えるのは、決して贅沢では無く、誰の心にも宿る自然な思いです。
誰もが驚くトンデモナイ努力をすることは、一時的に出来たとしても、長期的には続けることは難しいでしょう。
ですので、トンデモナイ努力は忘れてOKです。 「継続できる範囲の適度な努力」を日々の生活習慣に組み込むことをお勧めしています。
例えば、老後についてお金の目標を立てる場合、しっかり数字に置き換えて、「いつまで」に、「いくら」作りたいかを考える必要があります。
そして、どんな目標であれども、目的が達成するまでの期間を頑張り抜く為には、「継続」することの大切さを心に刻む必要があります。
毎月「500ドル」の積立を始める場合、毎年「6,000ドル」が積み立てられる訳です。
つまり、10年後は「60,000ドル」、20年後は「120,000ドル」、30年後は「180,000ドル」を積み立てられる訳です。
単純に、月500ドル貯める場合、30年後は18万ドルで終わりますが、そこに運用益や複利、節税といったファイナンシャルプランの要素が加わると、結果は大きな差となります。
現実は、温かい側面と、厳しい側面の、両面で成り立っています。
プランを想定する場合、最初に、厳しい側面に向けて、具体的にどう乗り切るか? を考えます。
それは、過去にさかのぼってみても、歴史が数々の事例を証明してくれています。
具体的なプランを立てる場合、どうなりたいかの目標設定が大切ですが、最悪の場合にどう備えるのか? を考えることはもっと大切です。
発展した国にも、滅びてしまった国も、どうしてそうなったのか? を検証していけば、そこには必ず明確な理由があるはずです。
考えることは面倒なことですが、考える先にこそ解決策があるのです。
皆様の願う未来の実現に向けた「考える活動」を、協力的に寄り添いつつ、支えていきたいと願っております。
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