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アメリカ生活気づき・心の持ち方

しなかった事を後悔する前に

年末年始は、個人から法人まで保険の切り替えや更新を行うタイミングという事も有り、毎日が光の早さで過ぎ去っていく様な感覚でした。

気が付けば、渡米して20年以上の年月が過ぎ、南カリフォルニア名物の澄み渡る青空が当たり前の感覚になっています。

 

思い返せば、Los Angelesに来た当時、夏真っただ中という季節で、真っ先に衝撃を覚えたのが、この地の空の青さでした。

初めての外国での生活で、誰も知り合いがいない上に、見るもの、感じるもの全てが新鮮で、とにかく毎日浮足立っていました。

ここで生まれ育った人でも、安定した人生を歩むことは容易ではありません。 それは、どの国でも同じことです。

 

渡米する目標に向かって必死に働き、貯めた資金で渡米した先で幸せになれると信じていました。

そんな若き日の自分は、ある意味、見る人からすれば、ただの無鉄砲で、破滅的な生き方をしていたように映ったと思います。

渡米した直後、予期せぬ911のテロ事件が勃発し、当時、外国から来た移民は、非常に肩身の狭い思いをしました。

 

渡米前の予定では、学生ビザで入国し、卒業後、OPT (企業研修を受けながら収入を得られる制度)を介して就労する予定でした。

しかし、予定通りに行かない状況が長く続き、皿洗いや、洗車のアルバイトに明け暮れ、慟哭する日も少なくありませんでした。

理想とはかけ離れた人生に直面する事となり、失望感と焦燥感で心が潰されそうになっていました。

 

その後、捨て犬状態だった自分を拾い上げて下さる人との出会いがあり、就労ビザを取得する事が出来ました。

もともと起業する目的で渡米していましたので、生活が安定してくると同時に、ヨタヨタしながらも小さな会社を作りました。

 

会社を作ってから18年目となる今、心底思うことは、「やって後悔するよりも、やらなかったことを後悔する方が辛い」ということです。

 

2005年、私が起業した年にリリースされた「Mr. Children」のサインという詩です。

もう後戻り出来ない人生を前に、この歌にある歌詞に心が大きく動かされたことを鮮明に覚えています。

 

失敗や挫折、悲しみや苦労を越えてこそ、その人なりの真たる輝きが生まれる。

まだ芽が咲かない人でも、一生懸命努力し、前に進むことを辞めない人を、これからも応援し続けたいと思っています。

 

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