来たる12月で、弊社 Ishiwada Insurance Agencyは、創業20周年を迎えることになります。
まさに「光陰矢のごとし」で、本当にあっという間に20年という実に長くまとまった時間が流れたことを今更ながらに感じています。
私自身、2001年の8月に渡米し、その直後に「911のテロ」が起きた為、混乱を極めたアメリカの移民法には、大変振り回されました。
若い世代の人にはしっくり来ないかも知れませんが、私が幼少の頃に強く影響を受けた言葉に「アメリカン・ドリーム」というものがありました。
かなり懐かしい話になりますが、私が強く影響を受けたのは、音楽と映画で、特に「Rocky」(貧しいボクサー役のシルベスター・スタローンが這い上がっていく感動が得られた)。
その他、「Forrest Gump」(トム・ハンクス主演:知的障害を持つフォレストガンプが、激動の時代に純粋さと優しさで人生を切り開く感動作)にも大きな影響を受けました。
中学、高校生の時代は、お小遣いのほぼすべてをCDや、DVDにつぎ込む熱狂ぶりで、70年代~90年代の洋楽ばかりを聞いて育ちました。
どんな人でも、おそらく10代半ば前後に熱狂した対象で、多くの価値観や、将来に向けた理想などを描くのでは無いでしょうか?
私が10代を過ごした1980年代は、日本もアメリカもバブル景気を背景に、音楽や映画、ファッションなどがとても発展した印象が強いです。
サザンに、TUBE、B’z、スピッツといった邦楽や、Oasis、Michael Jackson、Basiaといった洋楽、宮崎駿のジブリアニメなど…。
ここ数年、そんな当時の話題に共感していただける世代の多くが、次々に「65歳」を迎え、メディケアの受給資格を得られています。
👉 アメリカの医療保険は「高い!」という印象が強い思います。
しかし、過去10年以上、アメリカで納税された人々が65歳になられる時点で、それまでのイメージが逆転します!
★ 「65歳」になる誕生日月の「1日」から、Medicare (※メディケア)というベネフィットを受けることが出来るようになるからです。
この Medicare (メディケア)のベネフィット とは、大きく分けて 2つの柱 に分類することが出来ます!
1.Health Insurance ・・・ 万が一の医療費を補う為の 医療保険としてのベネフィット

ただでさえ、複雑でややこしい医療保険ですので、ここでは基礎的な内容だけご理解なさっていただければ十分です。
*65歳になるタイミングで過去10年間以上のTax Returnの履歴がおありの永住者、または、市民権をお持ちの対象者の場合*
※すでに Social Security Income (年金)を早期受取設定 (※62歳から受給可)されている方か、Railroad Retirement Benefitsを受給している場合は、
Medicare IDカードの申請は不要。 そういった対象者の場合は、自動的にMedicare IDカードが郵送されます。
※Social Security Income (年金)をまだ受け取っておられない場合 (ほとんどの方が対象):オンラインにてMedicare IDカードの申請が可能。
👇Social Security 公式サイトから登録が可能です
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アカウント作成:https://www.ssa.gov/myaccount

・PART A (Hospital Insurance):主に病院や医療機関 (Labなど)から請求される費用の 8割 (※80%)がプランによってカバーされます。
・PART B (Medical Insurance): 主に医師からの診療費として請求される費用の8割 (※80%)がプランによってカバーされます。
PART Aと、PART Bのカバレージは、1枚の「Medicare ID」で2つのベネフィットが1つにまとめられています。
このMedicare IDカードがあることで、万が一の医療費は 8割 (80%)がカバーされます。 残り2割 (20%)は実質、自己負担となります。
別途、補填的な保険 (この2割をカバーする保険)に加入しなければ、上限無く20%の自己負担がかかり続けます。
ですので、、、 必ず、PART Aと、PART Bの「Medicare ID」を取得されたら、残り20%の費用をカバーする為の保険申請を行うようになさって下さい。
2.Social Security Income ・・・ 生涯にわたって受け取れる年金 (生活費の支援)
メディケアのベネフィットには、医療保険としての側面とは別に、生活費のサポート目的として、別途、年金の支給を受けられる内容が含まれています。
原則として、「62歳」から年金の受給が可能ですが、FRA (※Full Retirement Age:65~67歳)として受け取るよりも減額される点は注意が必要。

*Social Security Incomeとして受け取れる受給額は、過去にどれ位の期間・収入を社会保障税 (FICA税)を支払ったかに比例して決定します。
【🔦 豆知識として・・・】
年金を受け取っておられる人の平均月額受給額は、大体ですが、一人:2,000ドル前後 / 夫婦:3,500ドル前後だそうです。
とんでもない大金持ちの高額納税者であったとしても、最大月額受給額 (受け取れる天井の額)が設定されています。
ちなみに、2025年の現在、Social Security Incomeの最大月額受給額は、70歳まで繰り下げた場合で、一人:5,108ドル / 夫婦:10,216ドルです。
★人生100年時代と言われる今、65歳は「人生の65%」地点に過ぎません!
メディケアのベネフィットを受給できる「65歳」のタイミングで、医療保険と、年金のベネフィットが得られます。
こういったベネフィットを受給できるまでは、どうしても先行き不安な未来に対して、お金に対する不安がつきまとうものです。
しかし、医療保険と年金の後ろ盾を得ることで、この種の不安は大きく軽減します。
ですので、思いっきり今のうちに楽しめること、やりたいことなど、第二の人生を謳歌して下さい。
もうすぐ65歳になられる方や、すでに65歳以上の方で、現在お持ちの保険内容が分からない場合は、お気軽にご相談下さい。
長いようであっという間… この不思議でかけがえの無い人生の旅において、あなたのメディケア保険を生涯に渡ってサポートさせていただきます。
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