生活の中で、必需品とそうで無いものがあるように、保険にも持っておかなければ心配なものと、そうで無いものがありますね。
例えば、車の保険はお車を運転される方には加入が義務付けられています。
一方、アメリカにおける健康保険は、日本とは異なり、国や州によって加入が義務付けられるものではありませんので、個人や法人の任意によって加入しなければなりません。
無保険の場合は、いざという時の手当てにおける負担額が、大変大きなものとなってしまいます。
例えばお腹の具合が悪くなって、数日間痛みが続いたとしたら、検査に行った方が良いかな?と、その時になって気がつきますね。
大抵、痛みがひどい場合はすぐに検診をしてもらいたいケースに該当しますので、ER(エマージェンシー・ルーム)へ案内される上に、数種類もの検査がなされます。
それぞれの検査に伴う薬品や、検査に使用する器材の経費として、それぞれが単一ごとに加算される形で医療費として請求されるのです。
無保険の場合、ERの検査費用、処方されるお薬や、検診に伴う検査費用、そして、機材などの使用料などがそれぞれ加算され、数千ドル近くもの費用がかかった例も少なくありません。
歯痛や目の病気にかかった場合も同じ事が言えます。
通常、健康保険に加入する場合は、過去の病歴や通院履歴などが調べられますので、健康保険の加入手続きを始めた日から、1週間から2週間ほどの日数がかかります。
支払っていかれる保険料は、健康保険の場合、年齢によって保険料が高くなる傾向があります。お住まいのエリアのZIPコード別に、保険料が若干異なる事もご留意下さい。
健康保険を取り扱う保険会社も多数ございますが、それぞれの保険会社にも数種類の保険プランがあります。
、ご希望のカバレージ内容と、ご予算に見合った無駄の少ないプランを選ばれることをお勧めしています。
プランによっては、一般的なお薬の代金もカバーされるプランや、妊娠時の負担をカバーするプランとしないプランなどにも注意して下さい。
予測出来ない「いざという時」に備えて、しっかりカバーされるプランを持つ事自体が、健康保険を持つ醍醐味の一つであると同時に、堅実な投資であるとも思います。