2008年12月24日になりました。 皆様、メリークリスマス!
毎年思うことですが、月日の流れは驚くほど早く感じられ、今年も残すところあとわずかとなりました。
2008年度の幕開け時は、高騰を続けたガソリン代に苦しんでいました。
そして次々と暗いニュースが飛び交うようになり、実際に多くの銀行や証券会社が破綻に追い込まれ、あのCITIグループが米政府によって3000億ドル以上もの債務保証を与えられ、更に270億ドルもの救済すら受けました。
保険業界では最大手のひとつであるAIGへの公的資金注入が大きなニュースとして、世界中に波紋を呼びました。総額1500億ドル以上もの資金注入が行われたAIGも波状を免れたものの、米財政に与えた影響は計り知れないと思われます。
まさに未曾有の危機に面する経済状況下に身を置く訳ですが、これだけ取り立たされる景気におけるマイナス面に関するニュースの中で、消費大国アメリカの国民全体に広まりつつある思考は、ようやくまともになりつつあるように思えます。
単純に表現するならば、アメリカ人は「作る以上に使ってしまう」習性に慣れ過ぎていた為、抑制することの大切さを今回の金融危機に関連した事実と向き合うことで改善されはしないか? 失業率は上昇傾向にありますが、現在、安定した収入を持つ人でさえ、仕事を失ってしまわないか? という危機感を持つ人の数は、以前に比べてきっと増えているはずです。
市場心理を逆手にとるFRB(米連邦準備制度理事会)は、基本概念として景気が落ち込むと金利を下げ、インフレを懸念する場合は金利を上げます。歴史的な低金利政策に踏み切ったFRBの決断は、現況を例に見ない不景気と判断したが故の行動であると思います。
リーマンブラザーズの破綻の影で、世界中の町工場や零細企業が次々に経営難に追い込まれたニュースは耳に新しい話です。アメリカが及ぼす影響は、世界中に波紋を広げる事実が証明されたニュースでもありました。米ドルを主体とする国際的な資金貸借の世界では、ドルの金利が及ぼす世界経済への影響は計り知れず大きいということを肌で感じるニュースが飛び交っています。
起こる状況は厳しくなりつつありますが、ただ傍観視を続けるのでは無く、更なる保険サービスの充実を目指し、皆様のニーズにお応えしていけるように努める所存であります。
2009年1月1日をもちまして、弊社は社名を変更する運びとなりました。
新社名: ISHIWADA INSURANCE AGENCY
Bluestoneの社名から、本名のISHIWADAに変更させていただきました。
今まで通り業務内容に大きな変更はございません。2008年10月より稼動を始めましたTORRANCE(トーランス)オフィスを本拠点とし、これからも皆様の保険ニーズのお役に立てるように最善を尽くしたいと思います。
皆々様のご支援と信頼に深謝します。
今年も沢山の方々にお世話になり、誠に有難うございました。
2009年度も皆様にとりまして、素晴らしい一年となりますよう心より祈念させていただきます。