いよいよ来月は米国の大統領選挙が実施されます。
アメリカ合衆国は大統領が変わる事によって、政策はもちろん、各種金融業界、医療業界など、多くの変革の影響を受けます。 アメリカの国政が変わる影響は、世界経済にも大きな影響を与えるだけに、選挙の行方に目が離せません。
今日は、生命保険をご検討になる際に、お客様とのご相談時に「気を付けている内容」を共有したいと思います。
各種生命保険の加入をご検討になる際は、必ず自身のファイナンシャルにおける「現状を把握する必要性」をしつこい位に確認するようにしています。
生命保険を検討される事は、ご自身や家族の将来設計において前向きなプロテクション・プランを考える事ですので、どなた様でも一度は通る道です。
物事には必ず順序があるように、生命保険のプランニングを検討される場合も、順序をしっかり把握する必要があります。
・生命保険をお持ちになるメリットと、デメリットをしっかり理解する。
・それら両面を把握した上で、必要な保証額の想定を具体的に立てる。
・掛け捨て型、積立型、ユニバーサルライフなど、異なる商品を理解する。
特に、海外在住者でアメリカの生命保険を検討される場合、万が一将来、日本や外国に移住をする際も、お持ちになる生命保険が継続してお持ちになれるか?といった心配がつきものです。
また生命保険の加入をサポートして下さる保険代理人との信頼関係も大切な要素だと考えています。
代理店の担当者が、すぐに辞めていなくなってしまう可能性もゼロでは無い訳ですので、担当される保険マンの仕事に対する覚悟なども確認する必要があるでしょう。
近い将来、住宅の購入を検討されている場合も注意が必要です。
多くの住宅購入者は、15年か30年の住宅ローンを組んで購入される場合が多いのが現状です。 住宅ローンを組む際は、購入者の滞在Statusにもよって異なりますが、通常、購入予定物件価格の20%程度を頭金として入れます。
その時に気を付けていただきたいのは、Dept-to-Income Ratio(※収入に対する支出の割合)です。
住宅を購入予定の場合、特に大きな金額の固定ローンは組まないように気を付けて下さい。 代表的なローンの例には、カーローン(※車)があります。
積立型生命保険も、貯金になるから…と急いで購入される方が多いですが、理想的な購入のタイミングは、住宅ローンを組んだ後で、収入と支出の全体的なバランスをしっかり把握した後でも十分間に合います。
それら暮らしの基盤を支える収入や支出のバランスを考慮した上で、各種生命保険をご検討になることをお勧めしています。