各種健康保険を多く取り扱っている我々のような代理店に衝撃が走りました。
それは、California Pre-existing Condition Insurance Plan (通称:PCIP)が、2013年3月2日以降より打ち切りとなってしまったからです。
打ち切りとなった主な理由は、米連邦議会(Congress)が、Department of Health and Human Servicesを通じ、限られた予算で運営されてきたのですが、その予算が想定額を超過した為であるそうです。
個人やご家族で医療保険の申請を行う際は、加入申請時の健康状態が審査されます。 既往症などによっては、申請された医療保険の保険料が著しく高くなる可能性や、場合によっては加入拒否をされます。
PCIPのプランに加入する為には、主に2つの条件を満たす必要がございました。
1.申請時より12か月以内に加入申請を試みたが、加入出来なかった方。
2.過去6か月間以上、米国内の医療保険をお持ちで無かった方。
PCIPのプランは、今まで存在していたMRMIP (*Major Risk Medical_Insurance Program)と呼ばれる、CA州とタバコ税によって運営されてきた医療費のサポートプログラムよりも様々な点で優れていました。
PCIPのプランは、MRMIPに比べまして、保険料が安価で、カバレージ内容が優れていました。
『今までに、PCIPへ申請をされて加入出来ておられる方へ』
・毎月おきの保険料をお支払い続ける限りは、継続し続ける事が可能です。
・未払いなどの理由で加入されたPCIPが解約となった場合、元に戻せません。
・ご自身の意思で解約する事はいつでも可能です。
最後に今一度ご案内させていただきます。
2013年3月2日以降は、PCIPへの新規での申請は出来ません。
PCIPプランによって、数多くの保険未加入者が救済された事実に目を向けますと、こういったカバレージ内容が優れた救済プランの復活を望むばかりです。
すでにPCIPに加入出来た方は、次に安全で確実な医療保険のサポートプランが生まれるまで、未払いなどの理由で解約とならないよう、十分お気を付け下さい。
来年以降は、Health_Insurance Exchangeと呼ばれる新しいルールの元、既往症などを問わず、どなた様でも加入出来る医療保険の実現が間近に迫っております。
Exchangeの具体的な詳細は、まだまだ不明瞭な点が多いので、混乱を避ける意味で、明確になるまではあえて情報提供を致しません。 今年の6月~8月頃になりますと、Exchangeに関する更に詳細情報が明確になる見込みですので、お役に立つ情報はご案内をさせていただきます。