日本語フリーダイヤル : 

888-717-5552
ご相談・お見積もり
リタイアメントプラン貯蓄・節税

景気に左右されない「習慣」

今だ心配なコロナウイルスですが、ここアメリカでは、緩和策が段階的に導入され、今ではマスクを着用している人を見つける方が困難です。

私のオフィスがあるビルディングの管理会社からも、共有スペース(※廊下やトイレなど)ではマスクを着用する義務がありましたが、先日、解除されました。

もちろん、同居するご家族 (※特に、高齢者や、お子さんなど)がおられる場合など、自発的にマスクを着用されておられる方もおられます。 そういった点に配慮し、もうしばらくは、公共スペースではマスクを着用したいと思います。

 

ロシア・ウクライナの戦争は、当初の予測を裏切り、ズルズルと長期化しています。 主に、ユーロ圏全体に与えるエネルギーの供給リスクは、冬場に向けて高まっています。

ユーロ圏のみならず、全世界中で、ガソリンや天然ガス関連を中心に、物価高と、物流の混乱から、2022年度の経済は、ずっと風邪をひいているような状況です。

 

アメリカ・バイデン政権が次々と景気刺激・救済策を推進しておりますが、インフレ(※物価高)の兆候はピークを継続しており、解決までの道のりは遠いと感じます。

8月26日、ワイオミング州のジャクソンホールにてFRBのパウエル議長が、「インフレ抑制に向け、強力、かつ迅速に金融政策を行う」といった強気の発言がありました。

 

2022年の6月半ばに大きく底を打った株価は、徐々に回復基調にありましたが、その発言後、金利は上昇し続け、アメリカの株価は急激な下落の兆候が表れています。

現在のアメリカにおける高インフレは、過去40年間で最も早いペースで進行しているそうです。

世帯あたり2台以上の車を所有する人が多いアメリカ在住者であれば、車にガソリンを入れる度に、痛感させられますよね。

 

世の中の景気とは、外国で起こる要因も含め、様々な理由で常に不安定です。 仮に好景気が続けども、その後、不景気もやって来る事は歴史が証明しています。

誰しも必ず老いる訳ですので、老後に向けた資産形成は、必ず向き合わなければいけない事実です。

 

お金持ちは、将来のお金の心配なんて無い!と思うかも知れませんが、私の経験上、お金持ちほど老後に向けたお金の心配が多いので、具体的なプランを組まれています。

逆に、常にお金の心配ばかりしている人ほど、労働に対する意欲は高いのですが、具体的なプランを走らせる事に向けた関心は、薄いような印象を持っています。

 

「景気に左右されない (自らを成長させる) 習慣」を身につけましょう。

景気はコントロール出来ない不確定要素があまりにも多い為、どんな人も「景気には左右されるもの = そればかりは仕方が無い」と、結構のところ、諦める方が賢明だと思います。

景気とは「外的要素」とも言えます。 ここでは、自分の内側から生み出すことが出来る「内的要素」に関係する習慣作りのアドバイスを差し上げたいと思います。

具体的な例を挙げますと、下記の通りです。

 

「20~30年後」にいくらあれば安心出来るか? を具体的な金額を割り出し、たどり着くまでの計画を練る。

・「現在における支出の内訳」をデータ化 (※もしくは書き出す)して、頭の中に叩き込む。

「支出」を下げることを優先し、削れる支出は減らす努力をする。(※収入を上げることは後回しでオッケー)

「1日2時間」真剣に向き合う活動を決めて、最低でも3年以上継続する。

※趣味でも、お仕事でも何でもオッケー。 365日×3年=1,000日以上取り組むことで、深い造詣を身につける事が出来ます。

「毎日、日記かメモを記す習慣」 毎日が難しい方は、週に1度でも良いので、数十年後に振り返った時、当時、何をされていたか? を思い出せるように記録を付けましょう。

 

お金のこと、自分が興味のあること、やっておくと将来役立つと思えること、単純にメモを取ること等、日々の習慣に取り入れることが重要です。

 

強く意識して「自分の習慣」を決めて実行し続けなければ、いつか油断してしまい、自堕落に陥ってしまうリスクと直面するかも知れません。

具体的な目標があればこそ高いモチベーションが生まれ、あなたの活動を通じた貢献の先に初めて報酬が生まれます。

原理原則として、「報酬」とは、正しい仕事に対して払われるものです。 (*その仕事自体が、道理にかなっている必要があります。)

つまり、「正しいお仕事を継続すること」で、必然的に「報酬も継続的に支払われ続ける」といった法則は、昔から現在、未来永劫不変であると考えています。

 

私自身、「自分の習慣」を決めて実行出来るまでは、何をやっても実に中途半端…。

貯金も出来ず、安定した収入の確保が出来ず、長年心労を重ねました。

ある意味、ほとんどの人は私を含め、「このままではいけない!」といった強い危機感を持った時に、初めて何か真剣に打ち込む事が出来ると思います。

 

恥ずかしながら、若い頃の私は、「とにかく渡米すれば何とかなる」、「労働ビザを取得出来れば安泰」といった、目先のことしか考えていませんでした。

そんな浅はかな私にも、手を差し伸べて助けて下さる恩人が数名表れてくれました。 その方達の恩に報いる為にも、志と目線を下げずに頑張るしかないと思っています。

私の場合、経済的にも精神的にも、ギリギリの所まで追い込まれて、初めて「自分の習慣」を作る大切さに気付きました。

 

仮に、容姿が飛び抜けて優れていても、ご実家が資産家であったり、高収入のお仕事に就かれたとしても、「自分の習慣」が無い人は、常に危険と隣り合わせです。

「自分の習慣」を作り、そこで決めたことを継続できる人は、物心両面における豊かさと安定を引き寄せることが出来るはずです。

お金に関する意識を高め、20年以上の長期における具体的な目標設定を立て、毎日起きた事の記録に努めることで、経済観念の基盤はかなり安定してくるはずです。

そういった習慣を取り入れることで、年月と共に、精神面も落ち着いていくといった良い副作用が生まれてくるはずです。

 

ファイナンシャルにおいて豊かになる為には、「日々の生活習慣、思考習慣、忍耐力を磨く為の努力など、多岐にわたる要素が織り交ざって形作られる」ものです。

リタイアメントに向けた具体的なマネープランに関しては、お気軽にご相談をなさって下さい。

 

 

Copyright 2022 © Ishiwada Insurance Agency, Inc. All rights reserved.