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40代でも間に合う老後のプランニング

慌ただしいタックスシーズンも終わりを告げ、新たな気持ちでお仕事に向き合っておられる方も多いのではないでしょうか?

 

タックスリターンの締め切りが過ぎた今、会計士や税理士との慰労会に参加してきました。

 

税金に関わる専門家が、口を揃えておっしゃっていたことは、今回は税法が激変したので、その対応が大変だったということです。

 

どんな専門職の方も、お客様が求めるサービスに対する高い対応力が求められます。

 

その中でも、躍されておられる方に共通する点は、変化への対応力です。

 

同じことだけを淡々とこなす事も大切だと思いますが、もっと大切な事は、変化を読み、実際に起こる変化に正しく対応する能力だと思います。

 

 

また、今回の会食の中で印象的だった話題は、40代の暮らし方で、老後の状況が大体決まるという内容でした。

 

収入も、支出も、人それぞれ異なりますので、一定の軸で比較する事は難しいです。

 

収入の”多い、少ない”は置いておいて人が築く資産とは、その方の「お金の使い道」で決まります

 

つまり、「お金の使い道」を見ると、その人の「習慣」と「未来」が見えてきます

 

 

少し論点がずれますが…、各種ファイナンシャルプラン以外に、医療保険も取り扱う中で気づいた事があります。

 

それは、元から健康な人ほど、健康管理に無頓着で、逆に、健康障害がある人ほど、健康管理に注意している点です。

 

これらは、意外に思われる方も多いと思いますが、実際に14年間、多くのお客様のご相談を受け続けて知ることが出来た事実です。

 

 

同じ40代と言いましても、ざっくり4パターンに分けることが可能です。

 

1.独身の40代。 2.ご夫婦2人生活の40代。 3.親1人子1人の40代。 4.ご夫婦とお子様がおられる40代

 

1.独身の場合:最もお金の使い道に関する自由度が高い状況と言えます。  その分、気を付けなければ、最も浪費をしてしまう状況でもあります。

 

2.ご夫婦お二人の場合:パターン1に次ぐ自由度が高い状況。 喜びや悲しみを共有出来ると同時に、ファイナンシャルにおける未来も共有する状況。

※共働きか、奥様、ご主人の一方だけが働かれるか、などによってもファイナンシャルの状況は大きく変わります。

 

3.親1人子1人の40代:父子家庭、母子家庭という状況。 お子様の養育費、教育費を優先しつつ、リタイアにも備える必要があります。

※ゆとりを作る為の難易度は高まりますが、子育てを通じて得られる相乗効果を学び、活用することで、上手に資産形成を行う事が可能です。

 

4.ご夫婦とお子様がおられる40代:お子様の養育費、教育費が最優先の状況で、お子様の数も多くなるほど、資産形成の難易度は高まります。

※何かと物入りでお金のかかる現在社会ですが、子育てを通じて得られる経験を活用することで、生活の知恵が高まる利点があります。

 

 

単身か、ご家族がおられるかなどで、対応策は異なります。 それぞれ状況に応じた策は、必ず存在しています

 

40代という事は、老後を70歳以降と定義すると、20年~30年の時間がある訳です。

 

20代や30代で準備を始めている方も沢山おられますので、焦る必要はありませんが、40代で具体的な金策を持たなければ、老後の安定はありません。

 

こう書いてしまうと、50代から始めるリタイアメントは遅すぎるのか? とお叱りを受けそうですが、正直に申し上げると、遅すぎます。

 

もちろん、50代以上の年齢帯の方からのご相談も受けてきましたが、50代になるまでにまとまった貯蓄を築かれている場合は対策がございます

 

しかし、50代まで何も貯蓄をして来なかった方の場合、対策は本当に限られてしまいます。 ※悲しいですが、これが現実です。

 

 

まとまった資金を作る為に最低でも「20年以上」の期間を想定して組み上げていく必要があると思っています。

 

どんな人も、必ずやって来る老後に向けて、出来る事から始めてみませんか?

 

リタイアメントプランは、早いに越したことがありませんが、遅くとも「40代」のうちには具体的に始めるように意識してみて下さい

 

 

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